そこに大きな可能性が
あると感じました
中国から留学生として日本の大学に入学しました。大学は園芸学部で、食材を商品化する勉強をしていました。その知識を活かして就職したいと考え、食品業界を志望しました。ピックルスコーポレーションを選んだ理由は、大学時代の研究テーマが漬物だったことがもっとも大きいですね。漬物業界ではピックルスコーポレーションは1位ですから、学生時代の知識を活かせると考えました。ピックルスコーポレーションにとって、私が初めての外国人採用でした。不安もありましたが、日本語も含めて優しく教えてくれるのでとても楽しく働けています。
現在は、開発室でサラダと惣菜を中心に新しい商品の開発に携わっています。和サラダというテーマでの商品開発や三陸産昆布のサラダなどを開発しました、仕事をする上で、やはり日本と中国の文化の違いを感じる場面はたくさんあります。たとえば会議のときに座る席順だけでもまったく文化が違います。一番違いを感じたのは「報告・連絡・相談」の部分です。中国では何か問題が起きたら、担当者が一人で解決するのがよしとされています。でも日本では小さな問題でも報告しないと後々問題になってしまいます。そういった日本と中国の文化の違いを感じながら働くのも勉強になりますね。
配属が決まって仕事をする前に研修があるんですが、その研修の際のレポート作成が大変でした。やはり日本語で自分の考えや意思を伝えることは苦労しました。私自身、外国人ですが、外国人がたくさんいる職場には行きたくなかったんです。ピックルスコーポレーションは外国人採用が初めてだったからいろいろな可能性があると考えていました。幸いなことに、後輩が一人、同じ中国から入社しました。これからも外国人が増えていき、それぞれが活躍できる職場にしていきたいと考えています。